2016BJOリポート6

大会3日目です。
本日は、渡邉選手が第1シードのHania Elhammamy選手とベスト4をかけて対戦しました。
1ゲーム目の入りは力が入り過ぎて、ショットがまとまらずにワンサイドの流れになりました。中盤に相手のミスでポイントを取ると流れを取り戻し、ショットが少しずつ良くなってきましたが、序盤のリードを守られてゲームを落とします。2ゲーム目は、スタートから一進一退のラリーで終盤まで緊張感のある展開が続きました。7-7の時に渡邉選手がうまくラリーをコントロールして良いアタックが入った時に相手選手の会場が唸るようなスーパーショットが決まり、そこで流れを完全に持っていかれてしまいました。0-2とリードを許したことで、3ゲーム目は相手選手に余裕を持たれてしまいこのゲームも落としストレートで敗れてしまいました。ショット・動き・戦術ともにレベルが上でありましたが、スピードとショットの勢いでどうにか対応して互角まではいかないものの相手を慌てさせるラリーはできていました。もし、2ゲーム目を奪えていたら試合の結果は分からなかったと思える可能性を感じた試合でありました。渡邉選手は明日から5~8位決定戦に進みます。
机選手は、本日2試合というスケジュールでした。1試合目は、1ゲーム目昨日の疲労からか動きが硬くタイブレークで落としましたが、2ゲーム目以降は丁寧にバックコートにボールを運び最終的には3-1で勝利しました。夜に行われた2試合目は、スタートからドライブで完全に主導権を握りストレートで勝ち、明日は9-10位決定戦になります。
大段選手も机選手同様に本日2試合ありました。1試合目は、力の差が大きく完全なワンサイドゲームで何もできずに敗れてしまいました。午後に行われた2試合目は、内容的には良いとは言えないものでしたが、相手のミスにも助けられる形でどうにか勝つことができ、明日は37-38位決定戦になります。しかし、全体的にミスが多い試合で、もう一つ上のレベルで戦うにはこの部分の修正が必要になってくると感じられる試合でありました。

机龍之介 beat Bradley Masters (Eng) 3-1(13/15 11/5 11/5 11/7)
机龍之介 beat Benjamin Aubert (Fra) 3-0(11/3 11/4 11/5)

大段凜太郎 lost to Tyler Carney (Usa) 0-3(2/11 8/11 3/11)
大段凜太郎 beat Ben Merchant (Eng) 3-1(11/7 5/11 11/6 11/9)

渡邉聡美 lost to Hania Elhammamy (Egy) 0-3(6/11 7/11 4/11)

渡邉聡美選手のコメント
今日の試合はメンタルと技術面での差を感じた試合でした。長いラリーは出来ても得点に繋がらず、真ん中に出てきたルーズボールをきっちり決められなかったり、最後の最後にミスをしてしまうなど気持ちの持ち方やギリギリで取ったショットの精度などの違いを痛感させられました。
まだ大会は終わっていないので5位で終われるように最後まで集中して試合に臨み、今後の練習ではもっと色々なことを研究して上を目指して頑張ります。

佐野

British Junior Open 2016 Draws

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カテゴリー: 2016ブリティッシュジュニアオープン, 遠征リポート   パーマリンク