ペナンジュニアレポート-6

大会5日目
協会チーム試合結果

BU13 13-16位決定戦
池田悠真 beat Tay Jun Qian(マレーシア) 3-0(11/9 13/10 12/10)

BU15 19-20位決定戦位決定戦
安藤優太 beat Dhirren A/L Rajarathinam(マレーシア) 3-0(11/6 11/9 11/7)
最終順位19位

BU15 45-48位決定戦
松岡大起 lost to Jun Guang Jovan(シンガポール) 0-2(8/11 12/14)
最終順位47-48位

BU17 37-40位決定戦
安成翔太 lost to Nicolas Chee(マレーシア) 1-2(9/11 11/9 14/16)
最終順位39-40位

BU19 9-12位決定戦
松本航太 lost to Sunil Kumar Sivanesan(マレーシア) 1-3(11/13 11/8 11/13 8/11)
GU13 35-36位決定戦

緑川あかり beat Iffah Nadhirah Binit Mohamad Nizam(マレーシア) 2-0(11/5 11/4)
最終順位35位

GU15 27-28位決定戦
高橋楽歩 beat Rachel Kong(マレーシア) 3-1(11/5 11/8 7/11 11/6)
最終順位27位

GU17 13-16位決定戦
渡邉安佑未 beat Keertana Veerayah(シンガポール) 3-0(11/9 11/8 11/8)

GU17 21-24位決定戦
白石優友 beat Ishata Shah Atul Kumar(マレーシア) 3-1(11/4 11/7 7/11 11/2)

GU19 準決勝
渡邉聡美 beat Nur Aliah Izzati(マレーシア) 3-0(11/4 11/6 11/3)

一般参加選手試合結果
BU11 67-68位決定戦
池田到真 0-2
最終順位68位
BU11 23-24位決定戦
篠宮尊 3-0
最終順位23位
BU13 57-58位決定戦
伊藤幹太2-0
最終順位57位

大会5日目で、明日が最終日となりました。
今日で終わってしまう選手いますので、昨日のミーティングでは自分の今のベストを尽くすことを目指してプレーするように伝えました。
池田悠真選手は、体格がかなり大きい選手との対戦でした。かなりトリッキーなプレースタイルで、序盤はその多彩なショットに苦労させられましたが、少しずつ対応できるようになり1・2ゲーム目を大接戦の末制しました。3ゲーム目は、相手のショットが更に冴えてきて苦しい時間が続きましたが、良く拾いチャンスでは勇気を持って攻めて最後までアグレッシブなプレーで勝利を手にしました。
松岡選手は、今回の自分の課題を最後の試合でクリア出来るか?緊張の中 スタートしたゲームは、今までに無いドライブをベースに相手をコーナーへしっかり追い込む事が出来ていました。相手にボーストを打たせてドロップを4本決めるなどの事が冷静に出来ていたのですが、 ゲーム中4本の簡単なミスが響き1ゲーム目を落としてしまいました。本人も攻め方がわかってきた様子で2ゲーム目も同様の内容でスタートしました。しかし、中盤から少しずつ球が短くなり点数をリードされタイブレイクまでは競ましたが、攻め急ぎ過ぎてコントロールが悪くなりストロークを出してしまい最後はティンを叩いて負けてしまいました。この試合が最後の試合でしたが、1番良いゲームだったと思います。(横田)
安藤選手は、こちらに来てからの好調も今日も維持して速い動きでピックアップをして相手にプレッシャーを与え続けることができました。ポイントになるラリーでは、しっかり攻める姿勢で非常に良い展開となりました。安定感もかなり増しており、試合を見ていた香港のコーチを動き が非常に良いとコメントしてくれていました。
安成選手は、派遣選手としてそれに値するファイティングスピリッツを見せてくれました。試合こそ敗れはしましたが、会場全体を飲み込む素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。勝負の面から言えば、競った1ゲーム目と3ゲーム目のマッチボールを逃したことは良いとは言えませんが、そこまでのプレーはひとつひとつ勝負に対する気持ちの入ったプレーで、日本チームも会場もひとつにした最高のものでした。勝てば良かったと思われますが、マッチボールでのドロップミスは負けたことにより記憶に留まり今後のプラスに作用させていくともできると捉えることもできます。派遣選手として結果としてはかたちを出せませんでしたが、姿勢としてのかた ちはしっかり示してくれた試合だったと思います。
松本選手は、非常に悔しい敗戦をしてしまいました。本戦の2試合目と同じような展開で、終盤までリードをするもそこからプレーが消極的になってしまい相手にチャンスを提供してしまいました。そこまでは我慢強く守り、チャンスには思い切り良い攻めでプレッシャーを与えられていましたので、この敗戦はとても残念な結果となりました。これは心理的な部分が大きいと思うので、明日はこれをクリアしてもらいたいと思います。
緑川選手は、昨日より余裕を持って戦える相手でありました。そこで昨日までに、無意識のプレーを改善すべくしっかり1つ1つのショットに意味を持たせるように打っていました。まだ、意識せずになんとなく打っているシ ョットも多々ありましたが、昨日までに比べるとそれを行おうとする姿勢は感じられるプレーとなりました。
高橋選手は、良く走りドライブも左右に打ち分けて昨日までの反省を生かしたプレーをしていました。しかしながら、まだ諦めるプレーや楽をしようとするプレーが所々あり、相手に流れを持っていかれる場面もありました。今後は、1試合を通してどんな相手に対しても、ボールに集中して走りドライブをしっかり打ち続けるということををやりきれるようにしていく必要があると思います。
白石選手は、ストロークが丁寧な相手に対して、1ゲーム目は慎重にラリーを続けながらドライブでプレッシャーをかけ続け白石選手らしいゲーム展開で1・2ゲームを連取しました。3ゲーム目に入り、相手選手が プレースタイルをガラリと変えドロップとロブを多用されたことで攻め方を迷い落としてしまいました。しかし、4ゲーム目は自分らしいゲームを意識して無理のない中で相手を走らせる事が出来て11-1と圧勝しました。今迄は弱気になると気持ちを持ち直す事が難しかったですが、今日の試合で今後のセルフコントロールに繋がる良いきっかけになって貰える事を期待したいです。
渡邉安佑未選手は、拮抗した試合を冷静に乗り切りストレートで勝つことができました。バックハンドのドライブが安定しており、それを軸に展開を作り相手をうまく走らせる展開でポイントを重ねました。但し、途中でショットがルーズになり相手に主導権を渡してしまう場面もありましたので、それを少しでも減らしていくここと ができれば、もう少し上のレベルでも対等に戦える選手になると思います。(横田)
渡邉聡美選手は、昨日の疲労が心配されましたが、さすがにそこは上手くウォームアップでクリアして軽快な動きとキレのあるショットを見せてくれました。2ゲーム目の途中に集中力を切らして3連続ミスをしましたが、それ以外は相手を圧倒する昨日の苦戦を忘れさせてくれるプレーを見せてくれました。明日は決勝戦なので、更に良いパフォーマンスを期待したいと思います。

 帯同コーチ:佐野公彦

大会結果

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