世界ジュニア選手権2013リポート-20

世界ジュニア女子団体戦5日目結果

団体戦ステージ2: 9ー12位決定戦   番手は[1-2-3]
vs  オーストラリア  に2-0で勝利!

1番手: 杉本梨沙  beat  Jessica Turnbull   3-0(11-8,11-1,11-5)
ストレートもクロスも終始落ち着いたハーフドライブでしっかり相手を後ろに追い込み、プレッシャーを与えることで前のショットを自由に選択する事が出来た。相手は、ハードショットもあり前のピックアップはかなり良いが、後ろの動きが少し鈍かったので、杉本の前からのハードショットは効いた。
中盤で少し崩れかけたが、すぐにきちんと立て直し、素晴らしいスタートを切って余裕で次の渡邉に繋いでくれた。
これで相手へのプレッシャーが充分かかった。

2番手: 渡邉聡美  beat  Natalie Newton  3-0(11-3,11-7,11-5)
続く渡邉も、序盤こそ少し攻め急いだ場面もあったが、非常に落ち着いたプレーで簡単に1ゲーム先取。が、2ゲーム目がいけなかった。全てのショットが中途半端になり、せっかく相当プレッシャーが掛かっている相手に、危うく立ち直りのチャンスを与えてしまうところだった。
だが、もう先がないと言うプレッシャーに押し潰されかけている相手のミスに助けられた。
流石に3ゲーム目はしっかり立ち直り、危なげなく日本を勝利へと導いてくれた。

3番手: 白石彩香  lost. Nicole Stoneham(4-11,1-11)
ステージ2の決まりで、勝敗が既に決定した場合の3番手の試合はフレンドリーマッチとなる。
通常はベストオブ3ゲームだが、3ゲーム行った。結果は0-3。

若しかしたら、日本女子スカッシュに於いて、団体戦でオーストラリアに勝利したのは初めてではないだろうか?
非常に感慨深い勝利だ。
オーストラリアの監督として今大会に来ている、元世界チャンピオンのビッキー・カードウェルも日本の勝利を讃えてくれた。

明日は、コロンビアを2-0で制したフランスと9位を争う。
全員、全力の限りを尽くして、明日の最終日を終えたいと思う。

団体戦のプール表(グループ分け、対戦日程、結果)はこちらでご覧ください。
http://hastalavista.pl/wjc-2013/harmonogram/da?lang=en

世界ジュニア選手権
監督 足立美由紀

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