香港-ジャパン記念インターポートマッチリポート-4

テストマッチ初日は香港4−2日本で敗退

女子は当初、坂井と対戦する筈の選手が事情で遅れて来た為、坂井と渡邊は同じ選手との対戦となった。結果、二人とも1ゲーム目を取りはしたものの、最終的には3バックをされ、全く同じ負け方をしている。やはり、昨日の練習でもはっきりと分かるように、ショットの正確性と持続性の差が出ている。(ちなみに、遅れて来た選手は別途渡邊とフレンドリーマッチをしたが、これもまた0−3で負けている。)また、特に渡邊はあまりにも簡単なミスが多過ぎる。全くプレッシャーが掛かっていない所のミスである。

杉本は非常に惜しい負け方をした。これまで過去3回の対戦では、展開でいつも主導権を握られてしまい結果的に自滅するパターンで負けていたが、今日の杉本はペースに巻き込まれる事は少なくなり、展開的にもだいぶバラエティさが出てきた為、押しつ押されつのシーソーゲームとなった。残念ながら最終的には負けてしまったが、今日の内容は必ず今後に繋がる内容であった。今後の課題はミドルエリアでのウィニングショットの選択と性能を上げることだ

男子は勝利した小林・遠藤はどちらもゲームは取られたものの、内容的には余裕のある試合であったと思う。が、余裕がある時の雑さが気になる所でもある。この少しの余裕がレベルが上の人間との対戦では命取りだからだ。海道は、1ゲーム目と2ゲーム目途中まで攻めのメリハリに欠けていた為、自分を苦しめる事になり体力を無駄に消耗した。
2ゲーム目後半から猛ダッシュで良い攻めを展開したものの、大事な所でミスを出してしまい、奪い返す事が出来なかった。明日の試合では、ここをしっかり反省し、序盤からきっちり攻める試合を期待している。

明日は、午後からイギリスの選手も交えてのテストマッチとなる。先日も書いたが、日本人選手とは対戦はしないが、彼らがお互いどう戦うのかをしっかり見ておきたいと思う。スタートは午後3時半。
場所は香港クリケットクラブ(KCC)

監督 足立美由紀

カテゴリー: 2011記念インターポートマッチ, 遠征リポート   パーマリンク