世界ジュニア選手権2013リポート-15

世界ジュニア女子団体戦1日目結果

団体戦プール戦2日目 番手は[2-1-3]
vs 南アフリカ 1-2 敗退

2番手: 中平百香 lost  Kacey Leigh Dodd 2-3(4-11,11-4,13-11,9-11,4-11)
約50分程の長い試合となった。最後まで競り合ったが、本当に残念ながら敗退。
非常に硬い入り出しではあったが、やっと2ゲーム目の前半から落ち着きを取り戻して、本来のピックアップを中心のプレーに持って行けた。
相手もあまり海外での試合経験が無いと思われるので、やはりピックアップされると点数が欲しくなりミスを連続。ラリー自体は相手が制しているのに、肝心なところでミスを出してくれるので点数は平行線で進んだが、2・3ゲームを取り返した。
4ゲーム目で前半ボールが短くなり点数を多く与えてしまい立て直しに時間と相当な労力を費やしてしまう。やっと追い付くものの、ラリーが雑になってしまい、最後には粘られて自分が点数を取りに行きミスを出して勝つチャンスをを逃してしまった。
体力的には限界に近いところまで来ていたが、ファイナルも踏ん張った。
ただ、どうしてもラリーが雑になってしまい、決めるべきところでしっかり抑える事が出来ず走るだけになってしまい残念ながら敗退。
4ゲーム目に、何処にボールを打つべきか?どれだけ勝ちたいのか?と言う気持ちの差が出た事が全て。

1番手:渡邉聡美 beat Megan Page 3-1(11-2,9-11,11-6,12-10)
1ゲーム目は簡単に取ったものの、2・3・4ゲーム目は全く良いところが無い内容だった。
全てのラリーが単調になってしまい、相手のロブの対応にイライラしてボーストをミスする。
こう言うタイプの相手に対処するべきボレーが全く出ないのは、今後の課題だ。

3番手: 白石彩香 lost Makgosi Peloakgosi 0-3(1-11,5-11,9-11)
個人戦の屈辱を晴らしたい気持ちと、初めての1-1での決定戦に最後まで肩の力を抜けず、個人戦とは違う硬さで本来の自分のプレーを出来なかったとは思うが、決定戦と言う大きなプレッシャーと、最後までよく頑張って戦ったと思う。この悔しさを必ず忘れずに、これからの白石選手の大きな糧として欲しい。

全員が、1番手の杉本不在の中、一丸となって頑張ったが、一歩及ばなかった。
日本は勝ちたい気持ちを自分の負のプレッシャーにしてしまったが、南アフリカはその気持ちをボールに向けた差だと思う。だがつまりは、普段からどれだけ真剣な気持ちで練習に集中しているか?の違いでもある。
それぞれの環境が違い、また悪い中、1本のボールに注ぎ込む集中力をもっと大事にして行って欲しい。

今晩、杉本選手がやっと合流して日本チーム全員が揃う。
明日はプール戦最終日のインド戦。
杉本は長旅の疲れと時差ぼけが有るとは思うが、早速インド戦で頑張って貰う。

明日の番手は1-2-3 15:00~ ノーマルコート

団体戦のプール表(グループ分け、対戦日程、結果)はこちらでご覧ください。
http://hastalavista.pl/wjc-2013/harmonogram/da?lang=en

世界ジュニア選手権
監督 足立美由紀

カテゴリー: ジュニアナショナル, 世界ジュニア選手権2013, 遠征リポート   パーマリンク