世界ジュニア選手権2013リポート-9

女子プレート準決勝

・渡邉聡美 lost Chloe Chemtob(CAN) 0-3(9-11,4-11,11-13)
1ゲーム目、非常に硬いスタート。明らかにフォアが得意の選手でバックも前からはパワーショットは有るが、バック後方からは逃げ球か、ボースト。そのフォアへの逃げ球をしっかり処理しないといけないのだが、ボールが後ろまで行かず相手のパワーショットを拾うだけとなってしまった。
だが、2ゲーム目からは徐々にバックにボールを集めて逃げ球を処理し、攻めることで自分にチャンスが来る展開にまで持って行けたのに、相手の粘り強いピックアップに結局は自分からミスをしてチャンスを無駄にしてしまった。
攻めても攻めてもピックアップされる。我慢できずに狙ってミスをする。
メリハリの無さが、ここでもまた出てしまった。
今後世界で戦うのであれば、攻めることと、決めること。ラリーをリセットすることや守ること。等の違いを理解し実行して行かなければならない。
残念ながら明日のプレート決勝進出とはならなかった。

<女子コンソレーションプレート準々決勝>
・中平百香 lost Hayley Hughes(NZL) 0-3(6-11,6-11,10-12)
1ゲーム目からラリーは出来ていた。が、相手はドライブには力があったが前からの攻めが雑だったのに、それをしっかり処理する事が出来なかった。また、中平自身も前のショットにミスが目立ち、2ゲーム目からせっかく雑さを有利に持って行く事が出来かけた時に限って、イージーミスでどうしてもリードする事が出来なかった。
3ゲーム目は、ピックアップの精度も上がり、最後まで諦めずに粘ったが、結局追いつくことは出来なかった。
2・3ゲーム共に、4-5や5-6という大事なポイントをもっと大切にしていれば、展開は変わっていただろう。

コンソレーションプレートは、明日最終日に、準決勝と決勝の2試合が行われる。

白石選手は、試合が無いため、インドの選手と基本練習とゲームをした。

中平百香のコメント
今日の試合は全体的にミスが多かったと思います。ラリーをしていて相手にプレッシャーをかけているのに自分からミスをして自分を苦しめていて、結果それが敗因になったと思います。今日で個人戦は終わりですが明後日からの団体戦では個人戦での反省を生かしたプレーができたらいいと思います。
中平百香

世界ジュニア選手権
監督 足立美由紀

白石選手とインドの選手が練習中

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