第24回男子世界団体スカッシュ選手権 リポート-11

男子世界選手権最終結果

優勝 イングランド
準優勝 エジプト
3位 フランス

日本は22位となりました。

世界のトップと比較すると非常に大きな差があり、これを埋めることは困難であると思います。
ただ、20位前後の国との差は埋めることも可能かと思います。
そのためには、以前からの課題であるフィジカルに対する各選手の意識を高めて、基本的な部分の取り組みを行っていくことから始めなければならないと感じています。
また、現代表のメンバーではなく、今のジュニア選手から、その取り組みは必要であると思います。

そしてもう一点、競技スポーツをする上での基礎的な運動と栄養の知識とそれを実行できる意思を持った選手を育成する必要も強く感じました。

スカッシュのスキルやテクニックの向上は当然でありますが、その土台となるフィジカルと基礎的な知識があるかないかで、その先の限界が変わってくるということは現代の競技スポーツでは常識になっており、その情報を提供していくことから始める必要があることを痛感した遠征となりました。

男子世界選手権コーチ 佐野公彦

カテゴリー: シニアナショナル, 第24回男子世界団体選手権2013, 遠征リポート   パーマリンク