追加種目推薦発表を終えて/JSA会長より

笠原会長1

関係各位様

公益社団法人 日本スカッシュ協会
会長  笠 原 一 也

スカッシュを愛する皆さんへ

みなさん!
ご存じのことと思いますが、9月28日に2020年東京オリンピックへの追加種目が組織委員会から発表されました。
期待していただけにスカッシュが提案された5種目の中に入っていなかったことは誠に残念であり、悔しい気持ちでいっぱいです。
当日の記者会見で松井千夏選手が再び悔し涙を流すことになるとはと言っていたことが印象的でした。多くの皆さんも同じ思いではないかと思います。
今回の選考は、長年スポーツに関わり、オリンピックにも関係してきた私にとっても想像を超えるものでした。
オリンピックの競技は、日常で子供たちからお年寄りまで親しんでいるスポーツの延長線上にあるのがオリンピック競技大会であり、だからこそ魅力があり、憧れ、選手たちの活躍に感動、感激が生まれるものだと思っているだけに、今回の選考が、若者にだけ迎合し見世物的なものとなっているのが気になって仕方がありません。
今回は残念な結果となりましたが、改めて私たちは次の機会を目指し、スカッシュの面白さ、魅力を多くの人々に知ってもらい、スカッシュの充実、発展に努力していこうではありませんか。
ここに、選考の結果に当たっての報告といたします。

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