国立競技場にスカッシュコートを! 3月15日の締切に向けてラストスパート

改修予定の国立競技場へのスカッシュコート設置請願に関する署名活動にご協力頂き誠に有難うございます。

第40回全日本スカッシュ選手権大会の会場から始まった署名活動は、いよいよラストスパートに入りました。

個人の方々ばかりでなく、スポーツ団体や支部、学校や企業の方々から続々と署名用紙が届けられ、本日平成24年3月9日現在の署名数は 8,033名 となりました。

来週の3月15日(木)が締切となりますので、署名を頂いている署名用紙がお手元にございましたら投函して頂きますようにお願い申し上げます。

公益社団法人日本スカッシュ協会(以下JSA)では3月5日に文部科学省を訪問し、国立競技場のスタンド下を有効利用してのスカッシュコートを是非設計の段階から導入して頂きたい旨、改めて要望して参りました。

1、オリンピック新候補競技中世界185ケ国と最も多くの国で親しまれているスカッシュは、3回連続してオリンピック新競技候補になっており、IFも大変力を入れているのでオリンピック競技入りを有望視されている。

2、世界5大陸の中でトップ選手を多く排出しているのは、やはりコート数が多い国々である。現在連続68ケ月の女子世界チャンピオンはマレーシアの選手で、同じような体格の日本の選手もコート環境が整えばオリンピックのメダルを狙えるチャンスは大いにある。

3、スカッシュは、ラケットも軽く、ルールも簡単なので小学生から80代の方まで楽しんでおり、これからやってみたいスポーツのNO.1になった事もある。知的で奥の深いスポーツなので生涯スポーツとしても最適。

4、瞬発力、反射神経、敏捷性を養えるスカッシュは、他のスポーツアスリートのクロストレーニングにもなり、可動式のスカッシュコート設置によりスペース利用の多目的化が図れ、30種類以上の競技のスペースとして活用する事が出来る。

そして、今後実施されるであろう国内外への施設視察の参考として、倉敷のマスカット球場とイギリスの二つの施設の資料を文部科学省の担当者にお渡し致しました。

又、3月6日には、国立競技場の改築方針を話し合う日本スポーツ振興センターの有識者会議が開かれ、「世界に誇れる夢のある国家プロジェクト」として、施設計画や完成後の活用方法を議論する3つのグループが設置されました。

そこでは、8万人収容の屋根付き全天候型スタジアムを目指すことに決まり、スポーツだけでなく文化の発信も想定した施設を目指すそうです。スカッシュコートは天井からのバーを下ろせば、絵画や書道などの美術館に早変わりし、コートの壁を移動すればオリンピック後のメディア室は、様々な文化スペースとしても多目的に利用できますので、この方針はスカッシュコートの導入にもかなり有利かと思います。又、4面ガラスコートでは、音楽や演劇、ダンス等の格好の発表の場にも成り得るでしょう。

おひとりおひとりの皆様からの署名によって、「国立競技場にスカッシュコートを」の夢は実現に近づきます。もし集めて頂いた署名がお手元にありましたら、協会事務局へお送り頂きますようにお願い致します。

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