ナショナルトレーニング~9月25日(日)~報告

場所:ヨコハマ スカッシュスタジアム SQ-CUBE
参加者:安藤優太・石井寛也・金木礼仁・曽根直樹・松本航太・安成翔太・林美音・平野未悠・緑川あかり
担当者:佐野公彦
テーマ:動作及び走力向上・ドライブを正確に強く打ち続ける
内容:以下の内容で実施

①アジリティエクササイズ⇒ステップ系のエクササイズを6種目各3セット実施(20秒動作/10秒休憩)
②スイング動作における体の使い方を練習
③練習1⇒2グループに分かれて別メニューを実施
・ボールを多数使ってのコーチによるフィーディングによるストレートの打ち込と選手同士のドロップ/ストレート⇒常に『T』からの動きを入れた中でストレート及びドロップを正確に強く打つことを目的とした。コーチのフィーディングは30球を目安として強く低く2バウンド目がバックニックに絡む長さを意識した(安藤・石井・金木・安成・緑川)
・1.ドロップ/ストレート 2.ストレートラリー 3.ドロップ/ストレート/ストレート⇒全て『T』から動き『T』に戻ることを意識して行った。(曽根・松本・林・平野)
④練習2⇒3グループに分かれて別メニューを実施
・コンディションラリー⇒前後のショット選択はフリー・ドロップに対し居てはクロス可能のラリーを3人で実施(曽根・松本・林・平野のうち3人)

・コンディションゲーム⇒オールコートだが、バックコートのサービスボックスより内側には1バウンド目も2バウンド目も入れたらアウトとなる。(安藤・石井・金木・安成)

・コンディションゲーム⇒前後に分かれて、前はストレートクロスのみ(緑川)で後ろは前半分へのショートボールのみ(林・平野)とドロップのみ(曽根・松本)でゲームを行った。曽根と松本はドライブに対して可能な限りボレーでの対応を意識して実施。

⑤コートダッシュ⇒2名1組のリレー形式で5往復×10回/1人と休憩を入れて同じくリレー形式で行きはダッシュで戻りはサイドステップで5往復×8セットで実施

所感:今回は最初にアジリティ系の動作をサーキットにてアップとして実施したが、だいぶ細かいステップワークが行えるようになってきた。
しかし、まだ動きを正確にコントロールできないこともあるので継続的な実施が必要に思っている。
スカッシュはドライブを打ち続ける必要があるが、長い時間正確に強いボールを打てることが絶対的に不足しているので、体力的な向上とともにスカッシュの練習の中でもドライブを打ち続ける練習を継続して行っていきたい。また、言われなくても意識して自分自身で行っていける思考力も身につけていきたい。
ショット練習後は、ゲーム的な動きで行ったが、動きが入るとショットが雑になることが明確になった。この部分もフィジカル的な向上と動作の上手さも必要となってくる。
最近は一番フレッシュな時に行ってきたダッシュをラストに入れることでメンタル的な追い込みも狙いとして行ったが、選手によってはスピードを出さずに行っている者もおり、これらの行動は実際の試合の際に大きく影響してくると感じられた。
練習終了後にフィジカル面の向上の費用性を説明して更に強度を上げていくこと、その準備をしてくることを伝えた。
当面は、フィジカル面と動作の向上をメインテーマとした中でベーシックなショットを長い時間良いクオリティで打ち続ける意識も高めていきたいと思っている。

以上

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