東京オリンピック組織委員会によるヒアリング、無事終了

世界スカッシュ連盟(WSF)から以下のコメントが発表されましたのでご連絡いたします。

東京五輪2020追加競技選考パネルに向けたプレゼンテーション後の記者会見で、今回の発表を取り纏めた、世界スカッシュ連盟会長N・ラマチャンドラン氏のコメントは非常に前向きなものでした。

「こうしてスカッシュ競技の成長と数々のイノベーション、更に少人数でコンパクトかつ、低コストな競技運営が可能である事を、改めて強調する機会を頂き感謝します。」

「明日の質疑応答で、スカッシュについてより理解を深めて貰えた上で、東京組織委員会からIOCに推薦される事を願うばかりです。それまでの時間は、待つ身には辛いものですが、全ての選手を含め、私たちの夢が叶うのであれば、辛い事はありません。」

既にジュニア選手として国際大会で目覚ましい記録を残している渡邉聡美と机龍之介の二人は、スカッシュのオリンピック採用が、競技普及の何よりの後押しになる、そして自国開催の五輪で自分も必ず戦いたいと願う強い気持ちを述べました。

今日1日を終え、USジュニアオープンU17チャンピオンの渡邉聡美は、「素晴らしい日になりました。自国開催のオリンピックでプレイできたらと想像すると、心が躍ります。」と笑顔で話した。

マレーシアの世界チャンピオン、 ニコル・デービットは、五輪に出場することは、全てのプレイヤーにとってキャリアの頂点を意味すると強調し、そして自分の全ての世界タイトルをオリンピック金メダルの為なら引き換えにしてもいいと繰り返した。

そして日本スカッシュ協会、笠原一也会長と、世界スカッシュ連盟 アンドリュー・シェリー事務総長が見守る中、
「ここまでの道のりは本当に長かった。しかし自分も含め、仲間の選手達はスカッシュがこの闘いに勝ち抜くと信じています。そして、スカッシュはオリンピックにとって新しい特別な存在になると確信しています。」

(前段左から)梶田 幸子(JSA事務局長)、渡邉 聡美(日本女子ジュニア代表)、ニコル・デービット(選手代表、女子世界チャンピオン)、机 龍之介(日本男子ジュニア代表) (後段左から)アンドリュー・シェリー(WSF事務総長)、ナラヤナ・ラマチャンドラン(WSF会長)、笠原 一也(JSA会長)、足立 美由紀(JSA国際委員長)

(前段左から)梶田 幸子(JSA事務局長)、渡邉 聡美(日本女子ジュニア代表)、ニコル・デービット(選手代表、女子世界チャンピオン)、机 龍之介(日本男子ジュニア代表)
(後段左から)アンドリュー・シェリー(WSF事務総長)、ナラヤナ・ラマチャンドラン(WSF会長)、笠原 一也(JSA会長)、足立 美由紀(JSA国際委員長)

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