棄権に対するペナルティ措置について

このたび、国際標準に準拠し棄権に対するペナルティ措置を設けることとなりました。
『公認オープン大会ランキングポイント規定』と『全日本選手権の参加資格』において、下記の通りとなりましたので通知致します。
なお、改訂の適用実施は平成29年4月1日からとします。(平成29年度開催大会より適用されます。)
また、『公認オープン大会ランキングポイント規定』については、先にアナウンスした大会参加人数によるグレードアップ/ダウンについても更新してあります。

◆『公認オープン大会ランキングポイント規定』への措置
本戦以降の対戦を棄権した場合、付与されるポイントを2段階降格とします。
(順位はそのままでポイントのみ降格となり、表彰などは対象順位でされます。)

ただし、以下は本措置の適用外とします。
・トーナメント予選における棄権(トーナメント本戦において適用となる)
・トーナメント本戦における対戦中の怪我による棄権(大会主催者による確認及びJSA競技委員会の承認が必要)
・本戦シード選手の初戦棄権(従来通り0ポイントとなります)

尚、ノックアップし、0-0から1ラリーを行い1-0となった以降で、その試合の勝利を放棄した場合は、途中棄権(Retire)と扱います。

(注)本ルールはオープン大会においての適用となり、各地区選手権においては従来通りとなります。

◆『全日本選手権の参加資格』への措置
翌年の出場資格については棄権した場合、その選手の順位を2段階降格した扱いとした上で、その順位がベスト32以上に勝ち残った選手に付与されるものとします。大会期間中の大けがによる除外措置は競技委員会の判断と致します。

JSA競技委員会

(適用例)

a)予選を勝ち上がり本戦(8ドロー)進出したが、本戦1回戦を棄権した場合
結果順位は、これまで「ベスト8」となるところを「ベスト32扱い」となる。
得られるポイントは、「ベスト32扱い」のポイントとなる。
同様に、16ドロー本戦1回戦棄権⇒「ベスト64扱い」
32ドロー本戦1回戦棄権⇒「ベスト128扱い」 のポイントとなる。

b)本戦(16ドロー)の本戦1回戦及び2回戦を勝利したが、準決勝を棄権した場合
結果順位は、これまで「ベスト4」となるところを「ベスト16扱い」となる。
得られるポイントは、「ベスト16扱い」のポイントとなる。

c)予選1回戦を勝ったが、予選決勝を棄権した場合(本戦8ドロー大会)
結果順位は、これまで通り「ベスト16扱い」となる。
得られるポイントは、「ベスト16扱い」のポイントとなる。

d)準決勝で、試合続行不可能な大けがにより3位決定戦を棄権した場合、ペナルティ措
置適用対象外となる。結果順位は4位で付与されるポイントも4位となる。

e)決勝戦を、交通手段の都合で棄権した場合(予約した便に間に合わないなどが理由で)
ペナルティが適用される。結果順位は2位となるが付与されるポイントは4位となる。

f)その他ケース

途中棄権した試合 結果順位(ポイント付与扱い)
決勝を棄権 4位
3位決定戦を棄権 ベスト8
準決勝を棄権 ベスト16

棄権に対するペナルティ措置について(PDF)

公認オープン大会ランキングポイント規定(PDF)