ナショナルトレーニング~5月29日(日)~報告

場所:ヨコハマ スカッシュスタジアム SQ-CUBE
参加者:安藤優太・石井寛也・金木礼仁・安成翔太・林 美音・平野未悠
担当者:佐野公彦
テーマ:動作のスピードアップ・ストレートとボーストでラリーを作る
内容:以下の内容で実施(林・平野は別メニュー)
1. 動作訓練⇒5つのステップ(各ステップ10秒×3セット)
動作訓練1

動作訓練2

動作訓練3

動作訓練4

2.ショット練習⇒2つに分かれてローテーションで行う
ショット1

ショット2

a. ボースト/ストレート(2人)⇒ミスを減らし状況に応じたショットの使い分けをする※ストレートはサービスボックスの後ろをターゲットとする
b.ドロップ/ショートストレート(3人)⇒ドロップをショートライン付近に2バウンドするようなストレートを状況により強弱を考え打ち分ける
※長いストレートの打ち方、短いストレートの打ち方、ドロップ時のラケットフェイスのコントロールを意識して使い分けることを目的とする
3. コンディションゲーム⇒2面に分かれて2分間×5セット(入れ替わりあり)
条件1.ストレートはどんな長さのボールでも良い(ドロップはNG)
条件2.ボーストはいつでも使える
条件3.ボーストに対してはストレートのみ(長さは自由)
4.ステップトレーニング
ステップ

※石井は体幹のコンディショニングのみを実施
所感:今回は動作に関しては速さをテーマとし、ショットに関しては正確性と状況に応じた使い分けを意識して行った。
動作はアップを兼ねてアジリティを高める動きを5種目行い、とにかく速く正確に動くことを求めた。選手により苦手な動きが違っていたので、各選手その部分を把握して改善していってもらいたい。
ショットに関しては、2つのことに意識をしてもらった。1つ目は、必要のないミスをしないこと。もう1つは、ショットの違いによるラケットの使い方の違いを考えること。
ミスを減らしながら、状況によりボールの高さ・速さ・強さ・質を考えて打つことを行った。ただ続ける練習をなくすために、必要があれば途中で説明を入れることも質問をして選手に説明を求めることもした。
まだ、意味や目的のないショットや状況を正確に把握できていないことが目立っている。また、ショットのバリエーションも少ないので、必然的にショットの選択肢が少なくなってしまっている。
様々な状況で様々なショットを考え出し使えるようにしていく練習が必要であると考える。
最後はムーブメント改善を兼ねてのステップトレーニングを実施した。これも速く正確に動くことをテーマとして行った。
各選手とも、出来るもの出来ないものはあるが、真剣さは非常に良いと思う。後は日頃の練習で意識し続けられるかがポイントになってくる。

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