東京五輪追加種目発表を前にして

公益社団法人 日本スカッシュ協会
会長  笠 原 一 也

 皆様にはますますご清栄のことと存じます。
ご存じのとおり、9月28日に2020年東京オリンピックへの追加種目の日本からの提案が東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から発表されることとなっております。
皆様におかれては、どうなっているのか気にされていることと思います。
(公社)日本スカッシュ協会としては、世界スカッシュ連盟(WSF)と連携を図りながら、色々な取り組みを事務局をはじめ役員や関係者と力を合わせて頑張ってきたと思っております。
スカッシュは一次選考で8競技の中に選ばれ、他の競技と同様に8月7日と8日に組織委員会のヒアリングが世界スカッシュ連盟(WSF)に対して行われ、ラマチャンドランWSF会長自ら来日し、世界連盟として過去の経験を活かし、充実したプレゼンテーションと説得力のある説明を行ったのであります。
その後今日まで、WSFからIOCへの積極的な働きかけをお願いするとともにスカッシュの魅力を理解してもらうために、スカッシュが体験でき、組み立てが簡単なエアースカッシュコートを購入し、日本各地で体験会を展開して来たところであります。
今は、必ず追加種目として提案されると信じているところでありますが、結果はいずれにしても、私たちはこれをきっかけにスカッシュの面白さ、魅力を多くの人々に知ってもらい、日本におけるスカッシュの愛好者が増加し、充実、発展していくよう願っているところであります。
ここに、結果の発表を前にして皆様に現状をお知らせし、今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げます。

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