PSAの新スコアリングシステム

注:この記事は資料として掲載しております。現在のタイブレークのコールはこの記事の記述と違っております。現在のタイブレークコールはこちら

〜レフリーとマーカーのためのガイドライン〜

Professional Squash Association (プロスカッシュ協会(男子)略称PSA)は、従来スコアリング方式として、各ゲーム15ポイントによるラリーポイント制(サーバー、レシーバーどちらのプレイヤーもポイントを獲得できる)で、ベスト・オブ・ファイブ(5)ゲーム方式を採用してきたが、このたび15ポイントを11ポイントに減少して2ポイント先に連取したプレイヤーを勝ちとする方式に変更し、2004年8月29日以降PSA認定の大会に適用すると、発表した。

新スコアリングシステムの詳細は以下の通り。

1. 各ゲームは、ラリーポイント制で、11ポイントまでのスコアーで行う。

2. 試合は、ベスト・オブ・ファイブ(5)ゲームで行う。

3. ゲーム間の休憩時間は、PSAの現行ルール通り2分間とする。

4.

A) ゲームのスコアーが10-10(テンオール)になった場合、レシーバーによる選択権はなく、プレーヤーがゲーム/マッチに勝つためには、2ポイント先に連取しなければならない。

B) マーカーは次のようにコールする。“テン・オール(10-10)、タイブレーカー、プレイヤー トゥー ウィン バイ ツー クリア ポイント”。このコールは、スコアーがテン・オールになった最初のゲームのみ行う。それ以降のゲームにおいて、テン・オール(10-10)になった場合、マーカーは、“テン・オール(10-10)、タイブレーカー”とコールすればよい。

C) マーカーは、その後スコアーは次のようにコールする。“11-10 ゲームボール (あるいはマッチボール)”、それから、“11-11(イレブン・オール)、それから、“12-11 ゲームボール(あるいはマッチボール)”、それから、“13-11 ゲーム・トゥー・**(プレイヤー名)(マッチ・トゥー・**)”。

D) サービスはPSA現行ルールに則り行う。
5. ゲーム・スコアーの記録は、11-10(3-1)のように行う。全てのスコアーは、このように勝ったプレイヤーのスコアーを先頭にして記録する。

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