香港-ジャパン記念インターポートマッチリポート-2

初日の練習は午前中ほぼ2時間全員がコートに入りっぱなしの充実した物となった。新しくなった香港體育学院(香港インスティチュート)は全部で13面。そのうち12面をフル活用しての練習は、基本的には2人づつがコートに入り、基本練習毎に相手をローテーションしながら結果的には何らかの形で全員と練習するパターンだ。
(余談だが、あとの1面はアウ兄弟の為に現在の短期専属コーチが付きっきりでコーチングしていた。)

男女混合だが、もちろん、年齢やカテゴリーである程度のグループには分けている。日本の男子3名は香港のトップ男女達と。杉本は女子のジュニアトップと。坂井と渡邊は同じカテゴリーのジュニアとに分かれた。

ドリンク休憩や練習の説明以外は2時間余りずっとコートに入っている事になる。しかも、いつも違う選手と。こんな練習を実現している選手は日本に一体何人存在するのだろうか?今回、特にジュニア女子の練習を見ていて理解できた事は、やはりどれだけ確実なストレートを大事にしているか?である。日本人選手は香港選手と比べて、同じショットに付いては行けても、持続性が無いのと、確実性が無いのは明らかだ。練習ゲームでも、初盤は点数を取れても、最終的には取られてしまう。日本選手達がその大きな違いに気が付いてくれた事を願う。

明日は朝からテストマッチが実施される。全員の活躍を期待するところだ。

監督 足立美由紀

カテゴリー: 2011記念インターポートマッチ, 遠征リポート   パーマリンク