第18回アジアジュニア個人戦リポート-2 追記有り

アジアジュニア大会1日目詳細

今回はオープンドローという形で8シードまでを決めて、そのあとは全て抽選という形をとるドローとなったため、郡司だけは他の選手に比べると初戦としては、かなり厳しい対戦となっていました。

日本選手の初日大会結果はこちら

その郡司ですが、相手のコンディションが良くなかったので、勝つチャンスはあったのですが、所々にミスがあり競った1ゲーム目を落としたことが最後まで相手に少し余裕を持たせた形となりました。

遠藤と小林は初戦を余裕で勝ち抜け、遠藤は2回戦も1ゲームは落としたものの余力を残してベスト8に入りました。小林は、良いラリーをするもたまに甘くなったボールを確実に攻められ、それをかわせずに得点を取られていくパターンと焦りからのミスショットでゲームを取れないままマッチオーバーとなりました。大きな差はないが、全ての部分においてちょっとした差が大きく試合に影響することを学んだ試合であったと思います。

杉本は、初戦を無難に勝ち2回戦は第2シードとの対戦になりました。(これもオープンドローの影響です)1ゲーム目を得意のドライブで押し相手のミスを誘い取れたのですが、2ゲーム目以降は、中盤までは良いラリーをするも、相手のディフェンスに我慢ができなくなりミスを繰り返し、逆転負けという結果に終わりました。取られたゲームは全て同じ展開でしたので、明らかに失敗をした試合であると言えます。

山崎は結果的にシードダウンされた形となりました。1・2ゲーム目は自らのルーズボールで相手に攻撃のチャンスを与えなす術なく取られます。3ゲーム目は序盤から展開を変えて攻撃的に試合を進めてタイブレークにもつれ込みました。このゲームで会場の観客がこのコートに集まってきます。山崎は何度も与えたマッチボールのピンチをしのぎ22-20でこのゲームを取りました。
流れは山崎に傾き、次のゲームは主導権を渡さないゲーム展開で取りました。しかし、ファイナルゲームはコントロールが甘くなり、再度相手の攻撃する回数が増え、タイブレークにはいったものの破れてしまい、初戦敗退となりました。

渡邉は、今日(22日)からのスタートになります。
メインドローに残っているのは遠藤だけになりますので、渡邉には勝ち進んでもらいたいと思います。

昨日負けた4選手は、今日からプレートイベントなのですが、大会運営が酷く朝の時点ではドローが確認できてない状況でした。選手は調整や準備が難しいですが、試合に集中してもらいたいと思います。

アジアジュニア遠征コーチ 佐野公彦

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