ペナンジュニアレポート-1

昨日、香港経由でマレーシアのペナンに入りました。
香港からの飛行機が遅れたり、選手のスーツケースが紛失するなど(乗り換えの香港に忘れられていたようです)のアクシデントがありましたが、どうにかスーツケースは試合前に届き各選手準備万端ということで明日からの試合を迎えることができます。

今日は、会場で2時間の練習を各自が行いました。
コートコンディションがかなり違うため、初めてのペナン出場者には暑さがかなり衝撃的だったと思いますが、これは慣れるしかないものですし、ゲームの展開を考えて対応していく経験値となると思います。
明日は、まだ試合がない選手もいますが、会場近くに住む渡邉さん、池田さんのコンドミニアムにコートがあり、それをお借りして練習に行きコンディションを整えていきます。
試合の選手は各自の試合時間に合わせて、集中してもらうようにしていきます。
今回の遠征では3つのテーマを決めました。
①試合とそしてその準備にベストを尽くすこと
試合にベストを尽くすためには、その準備にもベストを尽くすことを意識してもらいます。されは食事や睡眠などの生活の部分とドリンクや着替え、前の日のケアなどにも及びます。
本来は、事前の練習やトレーニングから考えるべきことですが、それはもう過去になるので今できるベストを尽くしていこうというテーマになります。
②問題は自分で解決する努力をする
これは合宿でも取り上げてレクチャーをしているコーピングという作業で、問題やクリアしなければならない自体をなるべく自分でクリアしていこうというものです。
試合の中では、自分自身でクリアしなければならないことがたくさんあります。また、生活の中でも人にすぐ聞くのではなく自分で考えてできることはすることもそれに繋がります。コーチや周りのサポートをより生かすためにも、この問題解決能力を高めていくチャンスであると思いますので、テーマにしました。
③自分のスケジュールを管理をしっかり行う
これは、遠征ではコーチの指示やチームで行動することが多くなると、自分の試合時間やスケジュールを人任せになるケースが多くなりがちです。そこで、①と②のテーマのためにも、各自の試合時間やコートを各自が把握してそれに備える習慣をつける練習となります。
食事の時間や会場への行き帰りのバスの時間なども各選手が希望がある場合はスタッフと話をして可能な限りそちらを優先していきたいと考えています。自己管理能力の向上は選手としてだけでなく、様々な場面で求められてくる能力なので、こちらも良いチャンスだと思いテーマにしました。

各選手がスカッシュで日頃の成果を出すためにベストを尽くすことは当然ですし、そこから何かを学んでもらいたいと考えています。
それにプラスして、今回のテーマを考えてもらい行動してもらえたらと思います。
帯同スタッフとしては、それをしっかり見守り選手達が最大の力を出せるように影からサポートしていきたいと考えています。

明日からの試合が選手もスタッフもとても楽しみです。
結果は、協会ホームページにもレポートしますが、以下のサイトからも見れますのでご覧ください。

大会結果

大会結果 写真は、協会チームの10選手と本日の練習風景です。

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