第15回アジアジュニア団体戦遠征リポート-8(大会3日目午後)

アジアジュニアリポート⑧(大会3日目午後)

28日午後の試合結果

※今日の試合順は1-3-2です

JAPAN(GIRLS) beat CHINA 2-0

山崎 beat LI DONG JIN 3-2(7-11 11-8 6-11 13-11 11-6)

渡邉 beat LO YOU  W/O

※順位決定戦は勝敗が決まった時点で終了となります

中国は3番手がビザの関係で入国できずに2名で戦ってきました。よって渡邉は不戦勝という形になり、日本の1-0からのスタートとなりました。(シニアの大会では認められませんが、ジュニアの大会ということで認められました)

序盤は互角の内容でしたが、後半ミスが目立ち最初のゲームを失います。次のゲームは逆に相手のミスもあり山崎が取り返しましたが、3ゲーム目は山崎が攻め急ぎ逆に取られます。このインターバルで山崎に点を取ることよりも、相手を走らせ続けることを徹底させ展開をドライブとドロップ中心にしていくと試合は拮抗した内容になり、タイブレークまでもつれ込みます。1回はマッチボールを握られましたが、ここは良く踏ん張りこのゲームを取ると、一気に流れは山崎に傾きました。その勢いを保ったままファイナルゲームを抑えて、アジア大会に中国代表として参加していたLI DONG JINに勝利して、日本の5位を決定させました。

JAPAN (BOYS)beat SRI LANKA 2-1

小林 lost to GIHAN SUWARIS 1-3(11-7 5-11 6-11 9-11)

遠藤 beat DILSHAN GUNAWARDENE 3-0(11-9 11-9 11-6)

郡司 beat BINURA JAYASURIYA RAVINDU LAKSIRI 3-2(7-11 11-9 11-5 9-11 13-11)

完全アウェイの状態での試合でした。

1人目の小林は、良いスタートで1ゲーム目を取るも2・3ゲームを自らのミスでペースを相手に掴ませてしまいました。4ゲーム目はリズムを取り戻したが、終盤にミスを連発して勝利を逃しました。

続く今日が誕生日の遠藤は、昨日の疲れを見せずに完勝で郡司につなぎました。遠藤は、今回事前に課した「全勝」をクリアしての大会終了となりました。

最後の郡司は相手のスピードとニックショットに自分のプレーを見失い、最後のゲームを落とします。次のゲームでは、ショットが安定して競り合いを制しました。その勢いを次のゲームにも生かすことができ、王手をかけます。しかし、相手もホームの意地でカムバックして試合はファイナルゲームにもつれ込みました。このゲームでも国と国の意地のぶつかり合いで、ギャラリーも大騒ぎの試合になりました。まさに、取っては取られの展開で相手のマッチボールになりますが、ここで郡司は慌てることなくしっかり相手を走らせ続けて2点差を追いつきタイブレークに…一度はマッチボールを握るも追いつかれ再びタイブレークになります。その直後のラリーで相手はティンを叩き、ラストは郡司の我慢が勝ちマッチオーバー!

昨年の世界ジュニア終了時に掲げた「アジアジュニア5位」を全員の力で達成しました!!今回は女子チームの応援も力強く、日本チーム全員の勝利でした。

<最終順位>

男子 5位(11チーム中)※過去最高順位

女子 5位(8チーム中)

今回の総括は明日リポートします。今日はチーム皆で喜びを分かち合いたいと思います!

佐野

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