ペナンジュニア遠征-10

最終結果

女子U13
高橋楽歩 33/36位
渡邊安佑未 19位
女子U15
平野未悠 28位
女子U17
中平百香 19位
渡邉聡美 優勝
男子U11
池田悠真 33/36位
土岐幸誠 37/40位
男子U17
大段凜太郎 33/36位
男子U19
尾潟祐亮 21位
園部大和 19位
机龍之介 9位

総括

今回は渡邉聡美選手の優勝という形で終えることができましたが、全体的なところを見ると決して喜べない内容でありました。
男子では第2シードの机龍之介選手が3回戦で敗退という事もそうですが、男子U19・U17の2回戦は十分に勝つチャンスがあったレベルでしたので、それをものにできなかった事が非常に悔やまれます。
なぜならば、勝つ事で更に高いレベルの試合を経験する事ができるのですが、そのチャンスを逃した事になるからです。
今回の遠征は結果もそうですが、経験を積むためのものでもありました。
それを考えると、少しでもハイレベルな試合を経験する事は重要で、そのためには勝てるチャンスがある試合をものにする事は非常に重要なポイントでした。
そういった意味では非常に残念でしたが、その後の試合で各選手が負けた試合の反省を生かしたプレーを見せてくれた事は、収穫だったと思っています。
また、女子選手は勝てる試合と勝てない試合のレベルが大きく、この差を埋めるにはショットのレベルアップもそうですが動きの改善が全体的に求められると思われました。
また、スカッシュのゲームをもっと経験し勉強していく事が必要で、それを理解した上で練習やトレーニングを行っていく事が今後も成長には求められてくると感じています。
各選手が試合後に話した内容をしっかり理解して、今後に生かしてもらえれば今回の遠征は意味があったものになると思っています。
最後に、渡邉聡美選手の優勝という結果が表しているように、各選手が確実に成長をしています。
ただ、今後の海外遠征で結果を出していくためには、全体的なレベルアップはもちろんですが、基礎的な部分の知識を高め身体で習得していく事が絶対的に求められてくると考えています。

佐野公彦

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